概況
近年の急速な気候変動に伴う自然災害のリスクが高まり、「誠美材」では、イノベーション創出に向けて、內部のエネルギー効率の向上を図るとともに、グリーンエネルギーの導入や省エネ対策の強化を進めていきます。経済価値と環境価値の両立、會社の持続的な成長と生産工程等の脫炭素化を目指しています。
溫室効果ガスの排出
國連気候変動委員會の報告では、「過去50年に観測された気溫や海面上昇等の溫暖化の大部分は、農業、工業、エネルギー、輸送等をはじめ、人間の産業活動等により排出される溫室効果ガスの増大が地球溫暖化の主な原因とみられる」等と指摘されます。
「誠美材料」では、溫室効果ガス排出削減に力を注ぎ、環境への取組を進めてまいります。
2010年より、ISO 14064-1:2006基準に基づいて、公正な第三者検証機関による外部検証を実施し、ISO 14066:2011、ISO 14065:2013及びISO 14064-3:2006等の基準と一致します。
2019年の検証結果について、発電に伴う直接排出量:17180トンCO2-e/年が主な排出量となり、蒸気ボイラーの天然ガス使用に伴うCO2、CH4、N2O排出が続いでいます。
2020年排出量推計からみて、市場の需要に応じて、計畫的な生産を行うため、前年比微増と見られます。生産能力の要因も考慮した上で、排出原単位は2019年とほぼ差異がないとみられます。
年度 |
溫室効果ガスの種類 |
|
排出量の合計 |
二氧化碳(CO2) |
甲烷(CH4) |
氧化亞氮(N2O) |
氫氟碳化物(HFCS) |
直接排出量 |
間接排出量 |
2018 |
50,707 |
108 |
8 |
2 |
|
17,426 |
33,399 |
2019 |
49,259 |
113 |
8 |
2 |
|
17,180 |
32,202 |
2020 |
51,212 |
115 |
8 |
2 |
|
18,307 |
33,030 |